簡単なパスタの作り方
私が初めて作った料理はナポリタンスパゲティでした。といっても、実はパスタ麺を茹でた程度で、ナポリタンそのものは、スーパーで売っていた「ナポリタンスパゲティの素」という粉末を混ぜただけだったんです。
ですが、私の中でちょっとした事件が起きました。パスタ麺の1人前あたりの量も知らない私は、どうもパスタの量を多く茹で過ぎてしまったようなんです・・・・。しかもそれすらわからず、なんの考えもなしにソースをまぜてしまったので、うすーい色のパスタが完成。「さすがにこれは絶対味薄いでしょ」と思った私は、味を付け足すことにしたのです。今となっては、こんなのは料理でもなんでもないですが、私にとっては初めての「味付け」だったことには間違いありません。今であれば、ケチャップと一緒に炒めてみるとか、コンソメを入れてみるとか、味の付け方もそこそこには手段がわかるのですが・・・その時の私には、そんなことすらもわからなかったのです。
当時はまだインターネットのレシピサイトなんていうものも普及しておらず、勢いと間隔だけで味を足した私が選んだのはケチャップ あたりが無難な正解のはずなんですがなんと 粉末こんぶだし でした・・・・でもこれだけじゃ足りないよね?きっと、とおもった私はさらにそこに「粉末かつおだし」も投入。しっかりとした味が必要だと思ったので、さらにその上からトマトジュースをじゃぼじゃぼ。少し水っぽくなってしまったので、友人には「トマトスープパスタだよ!」と胸をはってお出ししました。なぜ胸をはって出せたのかは今となっては不思議でしかないですが。
想像に難くないと思いますが、それはもう見た目も味もなかなかな スープパスタ(?)になりました・・・。ついでにいうと、私は自分自身で作ったそのパスタを、結局完食することができませんでした。あまりにも個性的な味すぎたので・・・。その時私の初料理を口にした友人はそれ以来「お前の作る飯は二度と食わん」と言っていました。私がある程度料理を覚えたあとも、その友人が私の手料理を食べてくれるまでに結構な抵抗をされました。今となっては笑い話ですが、そういう失敗も、やはり必要なのかなあ・・・とは思います。